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◆ Madder redの赤 ◆



昔ながらの染織文化が色濃く残っているインドネシアですが、そんな中でもフローレス・スンバ・ティモール等ヌサテンガラの織物には、何故か惹きつけられる魅力が満載。
そんな中で、藍と共にインドネシアの織物に無くてはならない色彩が‘茜色’。
地域によって、スンティ、クプンドゥン、ムンクドゥ、ティバ・・・と種類や呼び名の違いはありますが、高貴な身分の人のみが身に着けられる禁制の色としての意味合いを持っている地域も多々あります。
ティモールで茜を多用した美しい織物を生み出すことで知られる村を訪ねた時のこと、とあるお宅の染職名人のおばあちゃんから茜染めへこだわりを伺い、感嘆したものです。
そして上の画像の織物が、おばあちゃんご自慢のイカット。
納得がいくまで何度も何度も染めを繰り返し、染め上がりまで半年を掛けた力作。
その後の織りを経て出来上がったこのイカットを、当店のラインナップの一枚として頂いてきた訳ですが、この織物を見る度に、なんとも胸が熱くなるこだわりを凛とした表情で語るおばあちゃんの顔を今も思い出します。
当店の織物部屋には、そんな織り人の熱い心意気と想い出が詰まっているんだな〜(シミジミ・・・)。
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| 【写真】フローレス島にて/ティモール島イカット |
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