織り機のある風景


スンバ島の織り写真

織り機のある風景 ...

これまで訪れたアジア各地での織り機のある風景を集めてみました。

染め上げられた糸を整経し織機に掛けて、女性達によってトントン・・・と、軽やかな音をたてながら丁寧に織り進められていきます。

土地によって使われている織機には様々なバリエーションがございますが、こうした手織り機を使ってつくられた織物には、大量生産品にはない味わいとともに、温かさが一緒に織り込められているような、そんな気がします。

ある時は高床式の家の軒下で

ある時は大きなタマリンドの木の下で、

小さな子供達をあやしながら、

家族のさんざめきを聞きながら、

女性達は代々受け継がれた伝統と、自身のイマジネーションを織り込んでいきます。

腰機(いざり機・地機)から始まり、高機へと順に下方へ並べてみました。
織り人たちの息吹を、どうぞ感じて下さい。

【注】文章や画像の無断転用・転載(引用)はお止め下さい。

スンバ島の織り写真2スンバ島の織り写真3
スンバ島/イカットづくり
スンバ島の織り写真3スンバ島の織り写真4
スンバ島/浮織り布(パヒクン)づくり
フローレス島の織り写真1フローレス島の織り写真2
フローレス島イカットづくり
バリ島グリンシンの織り写真1バリ島グリンシンの織り写真2
バリ島トゥガナン村/グリンシン(ダブルイカット)づくり
タイ・ルー族の織り写真1タイ・ルー族の織り写真2
ラオス/タイ・ルー族の織り風景
タイ・ルー族の織り写真1タイ・ルー族の織り写真2
タイ・ナーン/タイ・ルー族の浮織布づくり

番外編 【大判の織物について】

時折、「大きな織物はどうやって織っているのですか?」というご質問を頂きます。
東南アジアの手織り布は、一般的に人が筬を打ち込みやすい幅(70〜80cm程)までの大きさで作られることが多く、そのためか、ベッドカバーにもなるような幅広で継ぎ目のない織物は、手織りではないと思われる方もいらっしゃるようです。
しかし、中東の絨毯織りに見られるように、2人がかりで息を合わせて作られる織物が東南アジアにもございます。
例えば、下の写真はタイのコットン製品を販売している著名なショップの工房の一つです。
バンコクやチェンマイで立派な店舗を構えるお店ですが、素材となるコットン織物は都市部から離れたこうした素朴な工房で作られていることが多々ございます。
また、織物は女性の仕事としてみなされてきましたが、ジャワ島イカットの大判のものなどは力のいる織り作業となるため、男性が織りに参加していることもございます。

二人がかりの織り写真1二人がかりの織り写真2
タイ・ランパーン/綿織物の2人織り
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